5月21日火曜日、「意図的なピアサポート(IPS)勉強会in三重」の第1回勉強会を行いました。津市丸之内にあるスタジオピアを会場に、東京のIPS勉強会のメンバーでいらっしゃるクロコさんをお招きして、19名の皆さんで2時間ほど、IPSについて語り、意見交換をおこないました。
勉強会は、IPSのワークブックのシェリー・ミードさんのいくつかの言葉をテーマにしながら、皆さんがそれぞれに思うことや経験した事柄を紹介していく形でおこないました。
おもなテーマを紹介してみましょう。
たとえば「学びの場にするために必要なことは?」というテーマでは、語ることが強要されないことの大切さはもちろんのことですが、聞きたくない事柄を聞かないという自由もあることが指摘されました。そのうえで、話はこのような自由をどのように作ってったらよいのかという実践的な側面にまでおよびました。
また「ピアサポートとは何か?」というテーマでは、ピアであるということ、そしてサポートするということ、それぞれがどのようなことなのかをめぐって、思いや意見が交わされました。そのようななかで、「サポートする—される」という関係性をめぐって私たちが持ちがちな固定観念から双方が抜け出すことの重要性にまで、議論が及びました。
皆さんからいただいたお話しや課題は、とても重要なもので、時間をかけてじっくりと考えていく必要のあるものでした。これからも、こうした事柄を皆さんと勉強会や研修会を通じて共有しあい、理解を深めていきたいと思いました。
勉強会の最後には、参加者の皆さんからきれいな草花をいただきました。シェリー・ミードさんの60歳の誕生日プレゼントに、三重の仲間から押し花のコラージュをお贈りする予定です。できあがりましたら、このブログにてご紹介します。
なお、次回の勉強会(第2回勉強会)は、6月25日(火)に、伊賀市において開催します。時間は13時30分から15時30分までです。会場の詳細は未定ですが、決まりしだい、このブログなどでお伝えいたします。
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